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About 2007年11月

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2007年11月 アーカイブ

2007年11月04日

2007/11/ 4 第87回天皇杯4回戦 横浜F・マリノス vs 佐川急便SC

横浜F・マリノス 4-1 佐川急便SC

昨年の愛媛戦で経験した西日を避けメインスタンド。
前半、立ち上がりから積極的な相手を受けてたってしまう形になり、いきなりサイドを突破される。クロスは流れたものの不安な流れ。攻撃面でも守備的なMFで起用された狩野がボールを受けてから次のプレーを考えている印象で、相手に寄せられてボールを失う場面も見受けられた。
こういった展開で先制点を挙げたのも狩野。隼磨が倒されて得たFKをゴール右に決めて先制。しかし、わずか9分後に与えたセットプレーから頭で合わされて同点とされてしまう。
その後、左サイドでマルケス、山瀬、小宮山が絡んでの展開から攻撃をしかけ、小宮山のクロスから大島が頭で合わせるが相手GKの好セーブ、山瀬、マルケスがやや遠目から狙ったシュートも勢いがなかったり、枠に飛ばずに1-1で前半終了。

後半、形は変えずに吉田に代えてジロー、マルケスに代えて坂田を投入。
すると52分、中央を抜けたジローのシュートをGKが弾いたところを坂田が詰めて勝ち越し。直後の53分には小宮山の左サイドからのクロスを狩野がダイレクトで折り返し、大島が詰めて3-1。
75分には松田からのロングボールを受けた坂田が粘り、ペナルティエリア外から蹴り込み4-1。守ってはカウンターから何度か危ない形を作られそうな場面もあったものの、結果的にシュートを1本も打たせずに試合終了。

3バックの採用もささやかれた中、狩野のボランチでの起用という中盤の構成に変化はあったが4バックを継続。ポイントとなった狩野は簡単にボールを失ったり、プレーに迷いが見られたものの、ボールの展開やセットプレーのキッカーとして光るプレーも見られた。プレーの迷いは今後の練習で連携を高めることと、不慣れなボジションなので監督が多少のミスは大目に見て、不出来だからハーフタイムで交代ということをしないかが鍵になるのではないかと思う。(監督という言葉がでてくると言いたいことが色々と出てきてしまいそうになるけど、今は我慢して選手の後押し第一でいこうと思う。)

先制となるFKを決めた狩野3点目を決めた大島とアシストの狩野
2007年11月19日

2007/11/18 J1第32節 ジェフユナイテッド千葉 vs 横浜F・マリノス

前半、隼磨がボールを受ければ迷いなく縦への突破を試みるプレーで流れを引き寄せ、20分のコーナーキックから最後は中澤が決めて先制。
その後、何度かカウンター等からピンチを招くものの、凌ぎきり前半終了。

後半、やはり前半のプレー振りから隼磨が警戒され、前半のようにスペースを与えてもらえずにやや攻撃が滞りがちになる。
20分あたりからは全体的な流れも悪くなり、嫌な雰囲気が流れる。そんな中、自陣深い位置でセットプレーを与え、その流れから相手のシュートが勇蔵の手に当たってしまい1発退場、そしてPKを決められ同点とされてしまう。そうなる前から監督が積極的に声を出したり、早めの選手交代で流れを変えることもできた可能性もある。

ここで、狩野に代えて那須を投入。
この交代、前節に中途半端なバックパスで失点の引き金となったプレーをした選手と、さらにその前の天皇杯で大きな破綻なくプレーできた選手とで、相手のレベルの違いこそあるものの前者を選ぶあたり、嫌な時間帯で指示すら出せないこともあり監督不信は募るばかり。アクシデントで1人少なくなった状況であるからこそ、経験豊富なベテラン選手でチーム全体を落ち着かせるべきではなかったかと思う。
そして、79分、那須のミスパスを奪われたカウンターからのクロスをゴール前でフリーの選手に決められ逆転を許してしまう。

ただ、今日はここからの攻撃が実を結ぶ。失点間もない80分に右サイドで粘ったジローのクロスを大島が頭で合わせて同点。84分には左サイドでキープしたジローが右サイドに走りこんだ隼磨へのサイドチェンジ、隼磨のトラップがピタリとはまり、最後は逆サイドネットに流し込んで逆転。試合は勝利を収めた。

しかし、逆転後の時間の使い方にも不満が残る。残り6分という時間で相手はDFを1枚削ってFWを投入し、最後の攻撃を仕掛けてきた。こういう状況では自分達のカウンターが効果的な展開。さらに前節を膝の違和感で欠場した山瀬、今週は別メニューの期間があった大島をフル出場させるよりも、中盤にスペースができやすい状況だからこそ乾を投入してドリブルでボールを前に運ぶプレーをさせたり、他チームが行うような相手への精神的プレッシャーや時間の浪費の意味も込めて守備的な選手を投入することが4分もあったロスタイムでできたはずである。乾も実戦で納得いくプレーが1度でもできれば大きな自信になるのではないか。

そして次節、この試合で退場となった勇蔵は出場停止。その位置に2試合連続で失点の引き金となるプレーをした那須を起用すれば、他のDFの選手やチーム全体の競争意識にマイナスに働くに違いない。

中澤同点
得点後声援に拍手で応える。祈りではあらず。大島のゴールで同点
隼磨1隼磨2
決勝点の隼磨はジローに駆け寄り感謝

2007年11月25日

2007/11/24 J1第33節 横浜F・マリノス vs アルビレックス新潟

今季ホーム最終戦。結果としては8月11日以来の日産スタジアムでの勝利でお茶に濁された面が大きいが、ここ数年の課題がそのまま今後にも残された。勝ったから良しでは天皇杯もあっさり敗退してしまいかねない。

前節の前半に流れを引き寄せた隼磨の縦に勝負するプレーが今日は少なかった。これは相手が研究したためか、隼磨が不調だったのかは定かではないが、好調時のプレーを持続できないことが不安定ぶりを現しているのかもしれない。それが試合後のヒーローインタビューでの「良い時もあれば悪い時もあるが、それが今のマリノス」という中澤の言葉になってしまうのだろう。

また、スタンドから見ているとボールを持った選手の縦にパスコースが見えたり、逆サイドにフリーの選手がいる。そういった場面で選手にはそこが見えていない、見えているがそこに通すアイデアがない、見えていてアイデアもあるが通す自信がないから横パス、バックパスでミスを避けるセーフティファーストのプレーを選択しているという可能性があるが、ここ数年のマリノスには3番目の選手が多いように感じる。しかも、その消極的なパスですら繋がらなかったり、失点に直結するミスを引き起こすのだから安定した戦いができなくなる。
一方の新潟は中盤の選手がボールを持つと前線の選手にボールを通そうと浮き球などを織り交ぜながらチャレンジする。確かに通る回数よりもカットされる方が圧倒的に多いが、何本かに1本でもつながればシュートチャンスになる。今日の試合は哲也の好セーブなどもあり失点こそ免れたものの、チャンスの数では新潟が上回っていた。

戦力補強や若手の育成などは今日の明日でできるものではないが、そういったチャレンジする姿勢を持ってプレーすることは残るリーグ最終戦と天皇杯ではすぐに実戦できることである。引いた相手を如何に崩すかが課題と言われ続けているが、今季も10月13日のカップ戦準決勝第2戦では後がない状況でがむしゃらに攻めた結果、試合には敗れたものの先制点を含む2得点を挙げたり、先日の鹿島戦でも終盤のパワープレーで形振り構わずに攻めた結果、狩野のクロスから相手のミスを誘って1点を返した。そして今日の試合でもシュートコースが完全には空いてなくても放ったシュートが相手に当たって決勝点となった。

最大でも今季残り5試合。積極的にプレーすることを期待したい。

金井水沼
ベンチ入りした金井貢史2試合目の出場となった水沼宏太
中澤・河合
3ヶ月ぶりのお立ち台でのヒーローインタビュー


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