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About 2007年09月

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2007年09月 アーカイブ

2007年09月02日

2007/ 9/ 2 J1第24節 柏レイソル vs 横浜F・マリノス

柏レイソル 1-0 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
 30 栗原 勇蔵
 22 中澤 佑二
 13 小宮山 尊信
MF17 吉田 孝行(45分 → 18 清水 範久)
  4 那須 大亮(81分 → 6 上野 良治)
 10 山瀬 功治
  8 マルケス(68分 → 32 山瀬 幸宏)
FW15 大島 秀夫
 11 坂田 大輔
Substitution
GK31 飯倉 大樹
DF26 田中 裕介
MF28 天野 貴史
 19 乾 貴士

前半、自分たちのキックオフで始まった試合。ファーストプレーからの一連の流れを柏が大きくクリアしたボールをライン際でキープした李に対し、対面の隼磨をはじめ、ディフェンスラインは気を抜いてしまう。李も中の枚数が足りないため味方の上がりを待つためにゆっくり攻めあがる。ここで寄せたり、プレッシャを与えることもできたはずが、隼磨の詰めは甘いままクロスを許し、そのボールを頭でクリアしようとした中澤のクリアミスがゴールに吸い込まれ先制を許してしまう。
その後、右サイドで吉田が粘ってボールをキープしクロスを上げるなど、良い形は何度か作ったが、早い時間にラッキーな形で先制点を奪った柏はゴール前に人数を割いて守り、クロスやシュートまでなかなか持っていけず、数少ないシュートも楽な形では打たせてもらえないまま前半終了。



ハーフタイムには監督に指示を受けたジローがウォームアップを開始し、後半開始から吉田に代えて投入される。吉田は前半の序盤こそ良いプレーがあったが、試合が進むにつれて消える時間もあったため仕方ない面もあるが、連戦のチームの中、前節は出場していないだけにハーフタイムの交代はどうしても勿体ない気がしてならない。


後半も試合の主導権は握り、立ち上がりに山瀬がドリブル突破からシュートを狙うが、ここでもゴール前を固める相手守備によってシュートコースがなくディフェンダーに当ててしまう。
その後はなかなかシュートまで持っていけなくなり、こう着状態となる。68分にはマルケスに代えて幸宏を投入するが、試合の流れは変わらない。ここでも山瀬が単独突破からシュートを狙うが、前のプレー同様、ディフェンダーにシュートコースを消されてしまう。
81分には那須に代えて上野を投入するものの、最後まで決定機は作れぬまま試合終了。


立ち上がりの失点で試合を通じて相手が引いて守る守備的な戦いをしてきたため、最後まで崩すことができなかった。こういった展開で重要になってくるセットプレーでは、このところコーナーキックを任されているマルケスのボールがいつも以上に山なりの緩いボールで得点の可能性を感じることができなかった。
また、松田の負傷、河合の出場停止でチャンスを得た勇蔵、那須もボールを奪うまでは良いが、その後の展開やフィードの正確性という点では物足りなさは否めない。せっかく奪ったボールでも、ロングフィードがそのままラインを割ってしまうようでは厳しい。

2007年09月17日

2007/ 9/16 J1第25節 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス

ガンバ大阪 0-2 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
 30 栗原 勇蔵
  4 那須 大亮
 13 小宮山 尊信
MF18 清水 範久
 35 河合 竜二
 10 山瀬 功治
 32 山瀬 幸宏(45分 → 8 マルケス)
FW15 大島 秀夫
 11 坂田 大輔(88分 → 19 乾 貴士)
Substitution
GK21 高桑 大二朗
DF26 田中 裕介
MF14 狩野 健太
 17 吉田 孝行
FW20 ハーフナー マイク


前半、立ち上がりから積極的に仕掛け大島が繋いだところを清水がシュート。しかし、その後は大島がシジクレイとの競り合いの中で足を痛めてしまい、しばらくの間プレーからキレが失われた印象でなかなか良い形が作れず、逆にカウンターからシュートまで持って行かれる場面があった。ただ、センターバックの勇蔵と那須がすばやく寄せてシュートコースを消したり、哲也のセーブで嫌な時間帯を凌いだ。
終盤には左サイドからのクロスを山瀬が頭で合わせたがミートせずに枠を外れ、何度かあったセットプレーのチャンスも跳ね返され0-0で前半終了。

ハーフタイム。選手交代のサインとなる1人でのウォーミングアップをこの日はマルケスが開始。結果的に幸宏との交代となった。その幸宏は前半はボールタッチ数が多く、ボールを左右に散らすなど悪くない印象ではあったので、判断が難しいところ。


後半、序盤は押し込まれていたが徐々に盛り返し、左サイドのマルケスからのクロスに坂田が頭で合わせたが、GKが辛うじて触れたボールがゴールわずか右に外れチャンスを逃す。
それでも16分、後方からのロングボールに抜け出した坂田がGKと1対1のチャンスを迎えると、坂田はGKもかわして無人のゴールに流し込み先制。直後の18分にも似たような形で抜け出した坂田が、前のかわされたプレーの影響もあってか動きが一瞬止まったGKの頭上を越えるループを決めて追加点。

ここからは2点ビハインドを跳ね返すべく必死で攻撃をしかける相手に対して守る時間が多くなってしまったが、前線に入れられるボールには勇蔵も那須も厳しいマークで相手を自由にさせず、シュートまで持っていかれても哲也のファインセーブやセカンドボールにすばやく反応してクリアするなど最後まで耐え抜いて2-0の勝利。


後半の終盤は押し込まれてはいるものの、組織は崩れずに選手たちの出足も鈍っていなかったので判断は難しいところではあるものの、序盤から前線で激しいチェーシングで走り回っていた坂田の交代をもう少し早く行ったり、ロスタイムにも残りの交代枠を使ってもよかったのではないか。また、見方によってはのしかかってきた相手のファールとも取れるプレーで警告が出され、次節出場停止となった山瀬のプレーが悔やまれるところ。

追加点で歓喜の輪地元関西で久々出場の乾

2007年09月21日

2007/ 9/20 横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター

時折太陽が雲に隠れることがあるものの、基本的に暑い中で行われたトレーニング。紅白戦では大島、坂田の好調2トップ以外のポジションは様々な組み合わせを試し、次節出場停止の山瀬の穴に誰を起用するか見極めていた模様。紅白戦では実戦さながらの激しい当たりや攻防が繰り広げられ、天野をはじめ数人が痛む場面が見られた。
また、新聞報道で昨日から練習に参加している早大の兵藤も紅白戦では後半の控え組で出場。

≪以下追記≫
紅白戦後半から主力組に入った乾はドリブルで中に切れ込んでシュート、少ないタッチ数でサイドに展開など攻撃のアクセントになっていたが、天野が痛んでいた間に逆サイドで乾も痛めた様子で、武藤コーチに担がれてクラブハウスに引き上げていってしまった。守備的な2人を並べるダブルボランチがあまり機能していなかった点を考慮すると途中出場やスタメン抜擢でも面白そうだと感じていた矢先のアクシデントだけに残念。

明日の試合、本来のアウェイ側ホーム自由席エリアまでビジター自由席が拡大されています。試合は19時キックオフなので仕事や学校が終ってからでも遅くはないので、1人でも多くのサポーターが日産スタジアムに足を運び、あらゆる面で相手に勝てるようにしましょう。


話し合う選手達

練習に参加した早稲田大の兵藤①同じく兵藤②
リハビリメニューをこなす松田大島と天野の攻防
そのプレーで痛めた天野を気遣う山瀬、幸宏、小宮山

2007年09月23日

2007/ 9/22 J1 第26節 横浜F・マリノス vs 浦和レッズ

クラブ、監督は浦和相手だからといって腰が引けていたのではないかと思う。
まず、当日の席割り。昨年の対戦では50,572人の観衆を集めたが、ビジター席の2階を開放するだけで十分で、アウェイ側ホーム自由席には多くのマリノスファン、サポーターが陣取っていた。ただ、SB席にも多くの浦和サポーターがいたため、断幕掲出を巡って一方的な言いがかりをつけられ、不必要な争いが生じた。
そして今回、前売りは前日で約40,000枚と前年を下回る数字と一部で報道されたが、席割りが当初予定されていたものよりもビジター席が大幅に拡張され、その煽りを受けた形でアウェイ側ホーム自由席が緩衝エリアとなった。クラブとして何か狙いや意図があったかもしれないが、相手ホームゲームでは狭いビジターエリアに押し込められるような状況にも関わらず、自分達のホームゲームで相手サポーターを厚遇して、ホームのサポーターを冷遇してしまっては話にならない。クラブ側にそういうつもりはなかったとしても、そう感じてしまった人がいた時点でそういうことになってしまうし、人気のあるメインスタンドの一部を緩衝エリアとしてしまうだけでも普段と比べればサービス低下ということになってしまう。


※写真はキックオフ30分前。この時点でホーム側自由席1階席はほぼ満席。


次に戦術。今回は山瀬の出場停止という事態が重なったとはいえ、日頃のインタビューでは「我々はやり通す事が大事」と繰り返しているにも関わらず、5月と今回の浦和戦だけはダブルボランチのシステムを採用している。
数日前から浦和絡みのサイトからリンクが貼られ、そこからのアクセスが増えていたため詳細を出さなかったが、20日の紅白戦では1本目の主力組がこの日の先発メンバーだった。20日の練習レポートでも書いたとおり、単純に山瀬の穴埋めとして那須が起用されているため、これまで山瀬が担っていた攻撃面を那須が補うことには無理があり、河合、那須のダブルボランチはあまり機能しているようには見えなかった。そして、2本目は中盤が河合、右に吉田、左に乾、トップ下にジローという形になり、乾が突破からシュートを放ったり、ジローと吉田がポジションチェンジをしながらコンビネーションで右サイドを崩したりと良い形ができていただけにこれまでの形を貫き、山瀬の代役に誰を起用するのかが焦点と思っていたが、結局は機能していなかったダブルボランチを採用。
G大阪戦を勇蔵、那須のセンターバックで完封し、浦和戦は中澤の復帰によって完封したコンビの一方が出場できないというのは多少酷な話なので監督にも葛藤はあったかもしれないが、浦和相手ということで守備を固めたい、3人とも起用したいという後ろ向きな采配と思えてしまう。


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