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About 2008年06月

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2008年06月09日

2008/ 6/ 8 ヤマザキナビスコカップ予選第6節 アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス

勝てば1位通過、引き分け以下では他会場の結果次第という難しいようで分かりやすい状況。
前半、最近の中ではなかった良い流れで試合に入ることができ、序盤から積極的にシュートを狙う。中でも、10分過ぎに右サイドでボールを受けた隼磨が縦に勝負して角度のない所から狙ったシュートはゴール左に逸れ、数分後にも右サイドの宏太が中に切れ込んで左足で放ったシュートはGKがセーブし、跳ね返ったところを大島が頭で狙うが上に外れる。
途中、相手ペースの流れになりかけ、サイドを崩されそうになる場面も何度かあったが、河合、隼磨が深いスライディングでボールをノーファールで奪い返し、ディフェンスラインの裏に出されたロングボールに対しては哲也が飛び出して相手FWと頭で競り合うなど、最後のところで体を張った守備でピンチを防ぎ失点せずに流れを断ち切る。

その後は再びペースを取り戻し、裕介のクロスが右に流れたところをロニーが拾い、再びあげたクロスに走り込んだ兵藤が頭で合わせたがゴール上に外れ、流れの中で右サイドに流れていたジローが狙ったシュートもゴール左に逸れ無得点のまま前半終了。


後半、まずは右サイドからのクロスに大島が相手と競るが、ミートせずゴールキック。
そしてこの試合で最大のピンチ。左サイドを相手に突破され、ゴール前でフリーとなったアレッサンドロに頭で合わされたが、タイミングが合わず大きく外れ失点を免れる。
再び攻撃に転じると、ゴール前でボールを受けた兵藤のシュートは相手DFが身をていしてブロック、そして直後の10分、中央を崩そうとしたパス交換が相手に引っ掛かりルーズになりかけたボールを宏太が頭でつなぎ、これを拾ったロニーがペナルティエリア付近中央からカーブをかけて右足で放ったシュートがゴール右隅に決まり先制。

その後は互いに積極的ながらシュート自体は少ない展開となるが、終盤には右サイドでフリーとなった隼磨にパスが渡り、右足で狙ったシュート、左サイドを突破して中に切れ込んで放った坂田のシュートはともにGKがセーブ。前後して残り10分頃からは無理に攻めずにボールをキープするなどして1点を守りきり予選リーグ突破。


試合全体としては中盤の4人が豊富な運動量で攻守両面で頻繁に顔を出し、特にジローと宏太は流動的に動き、ポジションチェンジを交えながら攻撃を仕掛けた。
また、ボールを持った隼磨の後方を外側に走ってフォローしたジローにボールを預け、隼磨は更にその大外に走ってボールを受け、相手DFを崩していたシーン等ではやはりフォローの重要性を感じた。
そして、こういったプレーは前回の新潟戦後に書いたとおり、以前からすでにできていたことで、これからの暑い季節の試合でもできるかが大切になってくる。
この試合で勝ち、決勝トーナメントに進出できたことを素直に喜びつつ、次の試合では味方のフォローがなく、後方でのパス交換が目につくような試合に逆戻りということにはならないよう期待したい。

ロニーゴール
ロニーの先制点
終了後の選手達
終了後の選手達


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