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2007年11月25日 00:59に投稿されたエントリーです。

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2007/11/24 J1第33節 横浜F・マリノス vs アルビレックス新潟

今季ホーム最終戦。結果としては8月11日以来の日産スタジアムでの勝利でお茶に濁された面が大きいが、ここ数年の課題がそのまま今後にも残された。勝ったから良しでは天皇杯もあっさり敗退してしまいかねない。

前節の前半に流れを引き寄せた隼磨の縦に勝負するプレーが今日は少なかった。これは相手が研究したためか、隼磨が不調だったのかは定かではないが、好調時のプレーを持続できないことが不安定ぶりを現しているのかもしれない。それが試合後のヒーローインタビューでの「良い時もあれば悪い時もあるが、それが今のマリノス」という中澤の言葉になってしまうのだろう。

また、スタンドから見ているとボールを持った選手の縦にパスコースが見えたり、逆サイドにフリーの選手がいる。そういった場面で選手にはそこが見えていない、見えているがそこに通すアイデアがない、見えていてアイデアもあるが通す自信がないから横パス、バックパスでミスを避けるセーフティファーストのプレーを選択しているという可能性があるが、ここ数年のマリノスには3番目の選手が多いように感じる。しかも、その消極的なパスですら繋がらなかったり、失点に直結するミスを引き起こすのだから安定した戦いができなくなる。
一方の新潟は中盤の選手がボールを持つと前線の選手にボールを通そうと浮き球などを織り交ぜながらチャレンジする。確かに通る回数よりもカットされる方が圧倒的に多いが、何本かに1本でもつながればシュートチャンスになる。今日の試合は哲也の好セーブなどもあり失点こそ免れたものの、チャンスの数では新潟が上回っていた。

戦力補強や若手の育成などは今日の明日でできるものではないが、そういったチャレンジする姿勢を持ってプレーすることは残るリーグ最終戦と天皇杯ではすぐに実戦できることである。引いた相手を如何に崩すかが課題と言われ続けているが、今季も10月13日のカップ戦準決勝第2戦では後がない状況でがむしゃらに攻めた結果、試合には敗れたものの先制点を含む2得点を挙げたり、先日の鹿島戦でも終盤のパワープレーで形振り構わずに攻めた結果、狩野のクロスから相手のミスを誘って1点を返した。そして今日の試合でもシュートコースが完全には空いてなくても放ったシュートが相手に当たって決勝点となった。

最大でも今季残り5試合。積極的にプレーすることを期待したい。

金井水沼
ベンチ入りした金井貢史2試合目の出場となった水沼宏太
中澤・河合
3ヶ月ぶりのお立ち台でのヒーローインタビュー

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