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2008年10月05日 21:59に投稿されたエントリーです。

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2008/10/4 J1第28節 アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス

試合後のコメントや新聞報道にざっと目を通すと、DFは失点しないことが大事で守備陣は無失点だったから引き分けでも手応えを感じ、新潟戦にある程度納得しているように思われる。しかし、流れの中から点を取れないのは守備陣にも原因と責任がある。

昨日の新潟戦でいえば、両サイドの小宮山と幸宏は相手の攻撃を食い止めた時点では自分に相手マーカーが付ききれていないので、早い段階でボールを欲しがって、手をあげてアピールもしている。そこに要求通りに長いボールが入れば、数的優位な状況でカウンターの速攻ができる。
しかし、ディフェンスライン中央の中澤、中盤の底の河合はワンテンポクッションを入れたり、ボールを持ちかえたり必要以上に手数をかけてしまうので、その間に相手が守備陣形を整えてしまう。いざそこから攻撃を始めようとも手詰まりになってしまい、哲也までボールを戻してしまうことも多々ある。
また、数字では多くのシュートが記録されているが、惜しかったといえるのは後半の小椋のヘッドとGKに弾かれてコーナーキックになった幸宏のシュートの2本と、直前のハンドで記録上には残っていない坂田のシュート程度で90分トータルで数本。それ以外は無理な体勢や相手と競り合いながらのシュートと、枠からも外れているミドルシュート。実感としては13本というシュート数ほどチャンスは作れていない。

個人的に現状のベスト布陣は9月20日の磐田戦。松田が中盤の底にいれば、そこから長いボールも出てくるし、裏に走る選手にスルーパスも出せるなど、守備の選手としては突出した攻撃センスも持ち合わせている。
そういったボールは正確に通ればビッグチャンスにつながる可能性が高くなる反面、通らないことの方が多い。ただ、ミスになったとしてもチャレンジする姿勢は大事。ただ、川崎、大分、新潟とのここ3試合ともに守備陣のいずれの選手もミスを恐れてか、長いボールを蹴りたがらない印象を受ける。横パスで味方に預け、「誰か前に蹴って」と言わんばかりのプレー振り。シュートを打たなきゃ入らないのと同じで、ロングボールやクサビのボールをどんどん入れていかないと、いつまでたっても偶発的なもの以外に流れの中から得点は奪えないと思う。そういったものは技術的には短時間のトレーニングで解決できるものではないが、チャレンジすることはすぐにできること。
そして、そういったプレーが行われている以上は、いくら無失点に抑えようとも納得できないし、満足もできない。昨日の試合終了後も拍手で選手を迎えたサポーターも多数見られたが、拍手に値するような試合ではないと思う。

クラブ、選手は「勝ちたい」と思っているだろうし、それだったらあらゆるミスを恐れず、勝つためにできることはやり切ってほしい。サポーターは「マリノスが勝つ試合が見たい」からスタジアムに足を運んでいるし、良い週末=マリノスが勝った週末どころか、良い1週間になっちゃうから。

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