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2008/1/30 横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター


2時半からの練習では、パイロンやボールなどを用いてランニング、4組に分かれ2タッチでのパス回しなどのウォームアップを行った。
その後、オフェンス5人、ディフェンス3人の8人が1組となり、2組で2つの5対3を作り、限られたエリアで片方のディフェンスがボールを奪うか枠外にクリアすると、もう片方の組がスタートするという形でパス回しをするゲームを行った。初めて見るトレーニングだったが、切り替えや状況判断を高めるためのもののように感じた。
次に、人数を増やし、エリアも広げ、同じような形でいかにボールを失わずにいられるかというポゼッショントレーニングが行われた。ここまでのトレーニングでは監督がディフェンスは球際を厳しくチェックしたり、自ら身振りで手本を示すなど活気ある練習が行われる。
しかし、ここで梅井が篠田フィジカルコーチ、トレーナーと相談した上で練習を切り上げてしまう。クラブハウスに戻る際に多少足を引きずっていたのが気がかりなところ。

そして、最後はコートの2/3程度を使用して11対11のミニゲームが行われた。気になるシステムは双方とも中盤がいわゆるダイヤモンド型の4-4-2。メンバーは昨季からのメンバー、外国人、新加入選手の分け隔てなくゲーム中も頻繁にシャッフルされていた。
まず、監督からは4バックのサイドバックに対し、一方が攻撃参加している時は逆サイドの選手がポジションを中に絞り、ディフェンスラインに吸収されるような形を取ること、センターバックも含め攻撃時も相手のカウンターを意識したポジションを取るよう指示が出されていた。
ゲーム中も攻撃が行き詰った場合にバックパスをする場合のコースと受ける側のポジショニング、横パスが続くと縦にくさびのボールを入れること、サイドの選手はチャンスがあれば積極的に上がることなど、昨季よりも指示が非常に具体的な印象を受けた。

選手個々の印象ではビブス組で坂田と2トップを組んだロニーが抜け出して左45度の角度から逆サイドに流し込んだ形と、オーバーヘッドを決めて2得点と活躍。プレーはサイドに流れすぎることもなく、シュートの意識も高いように見えた。
ビブスなし組のトップ下に入ったロペスは体格を生かしたキープ力は確かなものがありそう。ボールを受けてから持ちすぎることもなく、簡単にさばけるところではサイドに展開するなどまずまずの印象。
また、相変わらず松田が大きな声を張り上げチームを鼓舞していた。その他の選手はプレー時間が短かったり、今日1日しか見ていないので、キャンプ後の練習を見る機会があれば再度チェックしたい。

ボランチでプレーしたアーリア隼磨
中盤左サイドの幸宏やはり一番声が出ている松田
まずまずの動きだったロペス完全に溶け込んでいる小椋