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2006/11/15 横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター

久しぶりの練習見学(前回は猛暑の中の戸塚だった)。少し遅れて到着すると練習は既に始まっており、4vs4の崩し&シュート練習が行われていた。練習にはリハビリ中の清水、秋元と代表の隼磨、U-19のマイクの4名が不在。その他の選手は全員通常メニューをこなしていた。

4vs4のメンバーは固定せずに入れ替えながら水沼監督のパスを受けた選手から攻撃を開始し、いかにシュートを決めるかという練習のようだ。
試合同様になかなかボールが前に運べず、シュートまでいけない状況が続き、監督からは「足元だけじゃだめ、足元でもらおうとするな!」、「ボールを持つ時間を短く!判断早く!」などと檄が飛ぶ。
その後、攻撃8人、守備6人の8vs6と攻撃側が数的優位な状況でのメニューになり、シュートで終わることも多くなるが、精度を欠き決められないことも多く、「決められないと周回させるぞ!8・6だぞ!」と言われる始末。

給水を挟み、ビブスごとに4色に色分けされた選手が3分の2程度のコートの両サイドに2組ずつ別れ、ビブスなしの上野、河合、山瀬功治、狩野が中央に陣取り、攻守の切り替え時はビブスなしの選手に一度ボールを預け、ボールを受けた選手が攻撃の起点となって攻めるトレーニング。
攻守の切り替えが早く、短い間隔でプレーと休息の繰り返しのため選手達はきつそうだった。このトレーニングでは吉田や久保などがゴールを決めたり、上野からのパスにあと一歩で追いつけなかった奥が「ア〜ッ!」と悔しがりながら叫び声を上げるなど、実戦に近いトレーニングとなった。その他の選手では狩野、山瀬幸宏がシュートを放つなどしていた。

さらに給水を挟みミニ紅白戦(?)が行われたが、このメニューには久保、マルケス、上野は参加せず、一足早く選手から上がった。11vs11で行うメニューがないため断定はできないが、主力組と思われるメンバーは前節の浦和戦から次節出場停止のマルケスの位置に坂田が入る程度で、他に入れ替えはない模様。練習は1時間半強で終了。クールダウンを行う選手を尻目に上野、久保はバスの方へ移動、上野は車内で読書(?)、久保は一人ひとり丁寧にファンサービスを行っていた。

指示を出す山瀬功治ちょんまげ坂田
河合と那須の攻防満身創痍の松田
大島と狩野ボールキープする河合
※画像はすべてクリックすると拡大表示されます。

2006/11/21 横浜F・マリノス戸塚トレーニングセンター

※紅白戦は2本目ではないかとのことで一部記述内容を修正

当初から練習開始の10時には間に合う見込みはなかったため、もし紅白戦を実施するなら11時頃からだろうという目論見でトレセンに向かう。到着すると何本目かは不明だが紅白戦キックオフ。
私が見た主力組(ビブスなし)の組み合わせはGK哲也、DFが右から勇蔵、那須、松田、ドゥトラ、MFが中盤の底に山瀬功治と河合、前目の右に隼磨、そして左には清水戦でまずまずの動きを見せた狩野、2トップは大島と坂田。中澤、上野、久保、マルケスといった面々は既にグランドに姿はなかった。
また、先日から部分合流のジローはゴール裏で篠田フィジカルコーチと見学、榎本達也はディドのシュートを受け、奥はスパイクを脱ぎ、ソックス姿でグランド周りをランニングしていた。

紅白戦では、吉田に代わって主力組に入った狩野にボールが集まり、狩野のスルーパスから坂田が抜け出すが惜しくも決められず。さらに狩野が狭いところにパスを狙ってカットされると、水沼監督が「今のも全員中しか見てないからだよ」と、先日見学した練習同様に広い視野を持つことを要求する声が飛ぶ。
また、狩野と競り合った塩川だが、スローインが相手ボールになるとラインズマンを務めた武藤コーチに「今のは俺じゃねーよ!健太じゃん!!」と抗議する場面も見られた。

その後、パスから抜け出した坂田が天野を振りきり、控え組のGKを務めた下川までもかわしてゴールを決めてまもなく紅白戦は20分程度で終了。
紅白戦終了後、若手中心に何名かの選手はシュート練習(?)を行ったようだが、その他の選手はストレッチなどのクールダウンを開始した。

なお、ビブス組はGK下川、DF右から天野、中西、田中裕介、MF塩川、田ノ上、山瀬幸宏、平野、吉田、FWはマイクのワントップ気味ではあったが後藤、マイクというメンバーだった。

112101
ディフェンスラインには中澤に代わり那須が入った

主力組でプレーした狩野ディフェンスラインを統率する松田
ポストプレーでキープする大島ボランチは河合と山瀬功治
パスを受け、天野を振り切り、GK下川もかわしにかかる坂田
その後、確実にゴールを決めた控え組のFWはマイクと後藤
ディドのシュートを受ける達也ソックスで周回する奥

2006/11/30 横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター

はじめに、来季の契約を更新せず、残りの練習にも参加しないと報道されたドゥトラは姿を見せなかった。また、次節出場停止で右ひざが本来なら治療に専念すべき状態の松田、リハビリ中の秋元も戸塚に残ったようで、みなとみらいには来ていなかった。他の選手は全員、全メニューを消化。

まず、選手達はセンターサークル付近に集まり、ドリブルやリフティングを交えながら30分近くウォーミングアップをした後、給水を挟み、フィジカルトレーニングを行った。

そして紅白戦、腰痛で2試合欠場した中澤と前節、途中出場で積極的な動きを見せた田中裕介が主力組に入り、那須、栗原とディフェンスラインを形成。ボランチには山瀬功治と上野、前目には狩野と負傷が癒えたジローが入り、2トップは大島と坂田で、GKは哲也。

立ち上がり、ジローのドリブル突破から得たコーナーキック。狩野のボールをディフェンスがクリアしきれず、那須が蹴り込み1−0。その後もジローはボールを持てばドリブルを仕掛けるという積極的なプレーが見られ、狩野や田中裕介のパスはオフサイドになったり、あと少しのところで合わないものの、形は作っていた。ファーストプレーでは迷いが見られた田中裕介も監督の「今のは行っちゃっていいよ」との言葉を受け、その後は積極的なプレー振りだった。
しかし、今日はサブ組の動きも積極的で、平野のクロスにマイクが頭から飛び込むが触れず、後藤のエリア付近からのシュートは哲也がセーブ、終了間際にも平野のグラウンダーのボールにマイクが左足で合わせるが、ポストをかすめて左に外れた。

2本目はメンバーを入れ替え、ディフェンスラインは左から田中裕介、那須、栗原、隼磨。中盤はジローの位置に吉田が入り、2トップは久保とマルケス。
2本目はマルケスがシュートを打つシーンが多くなった。まず、隼磨のクロスをうまく胸でトラップして放ったシュート、次はパスから抜け出して放ったシュートと続けて決定機を迎えたが下川が好セーブでブロックした。
そんな中、エリア付近でボールを受けようとした狩野と田ノ上が接触し、狩野がうずくまってしまう。左太ももを打撲したらしく、ジローと途中交代した。その後、終了間際にもマルケスがシュートを放ったが、これも下川がファインセーブを見せ、互いに得点はなく1−0で終了。交代した狩野はピッチ横でトレーナーに見てもらっていたが、幸い軽症のようで自ら歩いて着替えに向かった。練習後もアイシングはしていたが普通に歩いていたので、次節も問題なく先発するのではないか。

控え組のメンバーは1本目がGK達也、DF天野、中西、河合、MF塩川、奥、幸宏、平野、吉田、FW後藤、マイク。2本目がGK下川、DF塩川、中西、河合、MF天野、田ノ上、奥、幸宏、ジロー、FW後藤、マイクで、狩野の負傷でジローが主力組に回り、MFに平野が入った。

紅白戦終了後、狩野に加え、久保、上野あたりは練習から上がり、他の選手はシュート練習、ロングキック、ランニングを行っていたが、シュート練習では監督自らポスト役になりシュートを見守っていた。中でも山瀬功治が鋭いシュートを連発していた。そして練習は11時半過ぎに終了した。

ボールキープする上野接触プレーでうずくまる狩野
水沼監督と鋭いシュート連発の山瀬ゴール前でのプレーに期待したいマルケス
奥は紅白戦では控え組でプレー那須と坂田はランニング
次節先発濃厚な田中裕介はロングキック練習紅白戦で好セーブ連発だった下川