川崎フロンターレ 1-2 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
22 中澤 佑二
3 松田 直樹
13 小宮山 尊信
MF17 吉田 孝行(78分 → 14 狩野 健太)
35 河合 竜二
10 山瀬 功治
32 山瀬 幸宏
FW15 大島 秀夫
11 坂田 大輔(83分 → 4 那須 大亮)
Substitution
GK21 高桑 大二朗
DF30 栗原 勇蔵
MF 6 上野 良治
FW20 ハーフナー マイク
8 マルケス
立ち上がりにゴール前で与えたフリーキックは壁が跳ね返し、ジュニーニョのシュートは枠を逸れピンチを逃れる。すると、左からのクロスを坂田が頭で合わせるがミートせず枠を外れ、直後には右サイドでボールをキープした隼磨がミドルシュートはGKにセーブされるものの、徐々に攻撃のペースを掴む。
30分過ぎには幸宏のフリーキックはGKがピスティング、直後にもゴール正面やや遠めの位置で拾った幸宏が狙うが枠を越えてしまう。それでも36分に山瀬の左コーナーキックをファーサイドで大島が合わせて先制。
守備面ではルーズボールには中盤が出足良く反応し、相手のドリブルやクロスに対しても4バックが堅守を見せ、終了間際に左サイドを崩された場面でも中澤が体を張って守りきり、1点リードで前半終了。
後半は互いにシュートまで結びつかない展開となったが、ファーストシュートで追加点を奪う。センターサークル付近で相手のパスミスを拾った坂田が1人で左サイドをドリブル突破し、左足で入れたライナー性のクロスに山瀬が飛び込みながら右足で合わせてリードを2点に広げる。
その後、相手が選手交代を立て続けに行い、攻撃的に仕掛けてきたあたりから中盤の運動量が落ち始めたため、78分に吉田に代えて狩野を投入するが狩野自身の運動量が上がらず流れを変えることができない。さらに83分にはFWの坂田に代えて那須をボランチに配置し、河合、那須のダブルボランチ、右に狩野、左に幸宏、前線に大島と山瀬を残す布陣で逃げ切りを図るが、逆にマークにずれが生じたり、相手の勢いが上回り、85分に1点を返される。直後にもジュニーニョに右サイドを突破されシュートまでもっていかれるなど劣勢の時間帯が続く。そしてロスタイム表示は相手に勇気を与える4分。
しかし、ロスタイムが少し経過したところで相手の攻撃を断ち切ると、終盤はコーナー付近でボールキープし失点を回避し2-1で試合終了。
暑さが厳しい中での連戦だっただけに後半途中から全体的に足が止まり始め、後半は耐える時間が続いた。疲れている仲間を助けるべく投入された狩野、那須も流れを変えるまでは至らないどころか、簡単にボールを失ったり、中央を崩されるなど、期待通りの活躍が見られなかった。
そんな中で苦しい試合を勝利できたことは大きい。次は中2日で名古屋でのアウェイゲーム。日程的には次の試合がこの夏の正念場かもしれない。苦しい時こそ数多くのサポーターがスタジアムに足を運び、選手の後押しをしたいところ。
追加点を決めた山瀬はリーグ戦10得点目 | カップ戦含め3戦連発の大島 | |
試合終了後の選手達 |