鹿島アントラーズ 1-1 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
30 栗原 勇蔵
22 中澤 佑二
13 小宮山 尊信
MF17 吉田 孝行(75分 → 28 天野 貴史)
35 河合 竜二
10 山瀬 功治
32 山瀬 幸宏(68分 → 14 狩野 健太)
FW15 大島 秀夫
11 坂田 大輔(82分 → 9 鈴木 隆行)
SUB
GK31 飯倉 大樹
DF 4 那須 大亮
MF 6 上野 良治
FW18 清水 範久
午前中は時折小雨になることもあったが、開門直後から雨足が強まり、試合終了まで降り続いた。
スタメンこそ変更はなかったものの、戦列を離れていた那須、ベンチ外が続いていたジロー、鈴木の3名がベンチ入り。
前半、鹿島が優勢な立ち上がり。早い段階でロングボールを入れ、そこに本山が流れて起点となり攻撃を仕掛けてきたが、それを跳ね返し、徐々に流れを引き寄せる。すると、21分にゴール前でパスを受けた吉田がDFを1枚交わし、右足で決めて先制。
その後、ここ数試合のように効果的なプレスがかからず、相手にボールをキープされることも多くなったが、鹿島MFダニーロのところで攻撃がペースダウンするため、決定的なピンチは作られるまでには至らず。
一方の攻撃面では、右サイドでキープし、幸宏や河合を介したり、直接のサイドチェンジから小宮山や坂田が左サイドでボールを受けることが多かったが、最後のクロスに今一歩精度を欠き、こちらも決定機は作れぬまま前半終了。
後半も前半同様に鹿島ペースでスタートする。すると7分にセカンドボールを拾われ、中後のミドルシュートが決まり同点とされてしまう。
すると、相手ペースで試合が進む時間が多かったせいか、中盤の運動量やサイドバックの攻撃参加に迫力を欠き、全体的にトーンダウン。そこで幸宏に代えて狩野、吉田に代えて天野を相次いで投入する。しかし、天野こそ持ち前のアグレッシブさを発揮しようと積極的に動いたが、狩野は運動量が少なく、ボールを持っても詰められてしまい、期待から程遠い出来であった。
その後、坂田に代えて鈴木を投入。終了間際にはその鈴木がゴール前でシュートを放つが、枠を大きく超え、1-1で試合終了。
今シーズン、ここまで休みなしで戦ってきた山瀬も、好調を維持しているため本人も出続けたい気持ちもあるかもしれないが、やはり疲れは隠せない動きだった。試合の重要性、スケジュール的なことを考慮し、相手もメンバーを入れ替えてくるであろう9日の柏戦は休ませるべきである。