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2007年05月21日 02:19に投稿されたエントリーです。

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2007/ 5/20 J1第12節 横浜F・マリノス vs FC東京

スタメンの右サイドバックに那須が入り、ベンチのGKは高桑に戻り、松田がベンチ外。前節の試合展開といい、状況は開幕直後に戻りつつあった。

前半開始直後、右サイド那須からのクロスに大島が飛び込み、良い形を作る。10分過ぎには吉田が相手ボールを奪い、功治がゴール前の大島に送り、大島からのパスを受けた坂田がシュートを放つがGK正面。直後にも左サイドを駆け上がった小宮山が中に切り替えしてミドルシュートを右足で狙ったが枠を左に外れる。
終盤には左サイドでボールを受けた功治からのクロスを坂田が左足で合わせたが、これも力なくGK正面と何度か良い形は作ったものの、シュートに正確性を欠き無得点。
守備面では前節多少精細を欠いたCB2人も出足よくインターセプトができたり、何度かあったカウンターのピンチを凌ぎ前半終了。

後半、前半のような形を作れず、やや相手にペースを握られる展開となる。
それでも15分過ぎにペナルティエリア内でロングボールを受けた吉田がシュートを放つが枠を外れる。直後の17分に吉田に代えて狩野を投入するが、決定機こそ少ないものの相手寄りの試合展開は続く。
すると、24分に途中出場直後の福西にロングシュートを決められ先制を許す。
その後もシュートを続けて打たれ、攻めあがった勇蔵のシュートもミートせずGKにキャッチされ、なかなか活路を見出せない。
74分には幸宏に代えマイクを投入し、坂田を中盤に下げたが、これが機能する可能性が低いことは明白で、7分後の81分に坂田に代えて乾を投入する始末。
唯一のチャンス、終盤にマイクの競ったボールを大島が押し込んだがオフサイドとなり0-1で試合終了。

まず、右サイドバックで出場の那須は、立ち上がりこそ高い位置まで上がり、クロスを上げるなどしていたが、徐々に後手に回り、後半は攻撃に絡むことがほとんどなかった。左サイドで起用された時もボール処理にもたついたり、ロングボールをバウンドさせて相手に奪われるシーンが目に付いたが、この日も同じシーンが何度かあった。特に、簡単に前線に蹴ることができる場面で手数をかけ、結果としてタッチラインに逃れるプレーしかできなかった場面では大島が縦に出すようなジェスチャーで怒りを露にしていた。3-0で勝利したナビスコ予選の柏戦も決してよいプレーではなかった。これは個人批判と取られても仕方ないが、左サイドでも同じようなプレーだった選手を適性を無視して起用し、同じ失敗を繰り返している采配批判である。

さらに、スタメン以上に今回も試合中のベンチワークが理解できない。最初の交代は前節、PKを誘う飛び出しという好プレーを見せた吉田を直後に交代させたが、今回も縦への飛び出しで後半初めてのチャンスを作った直後に交代とプレーや試合展開とは無関係に予め予定していたかのような選手交代。
そして、マイクは幸宏に代え、坂田を中盤に下げた。意図としては3トップのような形にしたかったが、疲れや押し込まれる展開で下がってしまったかもしれない。ただ、そこで打った手が坂田に代えて乾の投入。乾の持ち味はドリブル突破やパス。残りわずかな時間でマイクに当てるパワープレーを選択したのであれば、セカンドボールやこぼれ球に飛び込んだり、ゴール前で勝負できる選手を投入すべきであったように思える。そして、そういうプレーができ、少ない時間で結果も残している陽介をベンチ外にしている。

選手の頑張りはスタジアムでも感じるだけに、そういった部分を台無しにする選手起用や采配には納得いくわけもなく、我慢の限界である。

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