アルビレックス新潟 0-6 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
30 栗原 勇蔵
22 中澤 佑二
13 小宮山 尊信
MF17 吉田 孝行
10 山瀬 功治
35 河合 竜二
32 山瀬 幸宏(76分 → 14 狩野 健太)
FW15 大島 秀夫(70分 → 20 ハーフナー マイク)
11 坂田 大輔(76分 → 27 斎藤 陽介)
SUB
GK31 飯倉 大樹
MF28 天野 貴史
16 吉村 光示
6 上野 良治
心配された雨も午前中で止み、やや気温が低めの中での新潟戦。アップ中、吉田が左足ふくらはぎあたりをドクターとトレーナーに診てもらう場面があり、痛めてしまったかと思われたが、そのまま出場。
前半の立ち上がりはシュートを何本か打たれるなど、新潟がやや優勢の立ち上がり。それでも、次第に攻撃に転じたが、幸宏のスルーパスから抜け出した吉田がGKとの1対1でのシュート、コーナーキックがファーに流れたところをフリーとなった中澤のシュートはいずれもGKの好セーブに阻まれ、チャンスをものにできない。ただ、その後の新潟の攻撃は中盤でボールに常に2人がプレスをかけ速攻を許さず、サイドからのクロスには中澤、勇蔵を中心に弾き返し、10分以降はピンチがほとんどなかった。
そして37分、ペナルティエリア付近でボールを受けた幸宏のシュートが決まり先制。直後にはゴール前へのロングボールに対し、相手DFの手に不自然な形で2度ボールが触れたように見えたが、それがPKの判定となり、それを功治がきっちり決めて2-0。
序盤のチャンスをGKの好セーブという相手に流れをもっていかれかねない試合展開の中で2点を奪い、絶好の形で前半終了。
後半、前半の良い流れのまま立ち上がりから攻め、47分に後方からのロングボールを大島が競り、流れたところを吉田が拾い、DFに詰められながらしぶとく決めて3-0。
こうなると攻撃の勢いは増し、51分にゴール前でパスを受けた坂田が決めて4-0。直後に新潟のエジミウソンにゴール前の混戦からシュートを打たれたが、これは枠を逸れ、新潟は勢いを完全に失う。すると56分には右サイドでのボールキープの大外をセンターバックの勇蔵がオーバーラップしたところでボールを受け、ゴール前にグラウンダーのクロス。そこに走りこんだ坂田がうまく合わせて5-0。69分には中央でパスを受けた山瀬がミドルシュートを放ち、GKが弾いたところを大島が蹴り込み6-0。
ここで、大島の得点待ちだったかのようにマイク、76分には幸宏、坂田に代え狩野、陽介が投入される。陽介は得点こそなかったが隼磨のクロスに飛び込んだり、小宮山のクロスを頭で合わせるなど良い形も作り、終盤には狩野がエリア内で粘って突破をみせるなど、最後まで追加点を狙う姿勢を見せ続けた。
守っても終盤の新潟の攻撃を無失点で守りきり、2試合連続の完封。ビッグスワンでは2004年の3-1以来となる新潟の地で勝利を手にした。
アップ中に足を気にしていた吉田 | 功治の頭を幸宏もポンポン | |
吉田のゴールで3-0 | 坂田のゴールで4-0 | |
2試合連続の2得点で5-0 | 大島もゴールで6-0 |