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2007年10月28日 11:55に投稿されたエントリーです。

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2007/10/27 J1第30節 ヴァンフォーレ甲府 vs 横浜F・マリノス

失点シーンは多少寄せが甘かった印象があったが、相手FWにチェックをしていたのは山瀬だった。この日の布陣では前から3番目の選手。流れの中で一概には言えないかもしれないが、山瀬が前線に顔を出すことができないと攻撃に厚みや迫力が出ないので、山瀬に守備面での負担を負わせていまう状況の改善が望まれるところ。

後半、10~15分経過したあたりから試合は既にこう着状態。こうした状況、そしてマルケス、陽介といったサテライトリーグや練習試合で結果を残した攻撃的な選手をベンチ入りさせているのであれば積極的な選手交代で攻めの采配を期待したいところだったが、ベンチには動く気配が全くない。
そして残り15分で相手DFが退場となったところで攻撃の枚数を増やしたり、チーム全体で押し上げて攻撃をしかけるべきところであったにも関わらず、監督は腰を下ろしたまま。他方、これは主観がまじるが、交代選手を呼びにいく役割も担っている松永コーチは立ちたままもどかしさを感じているように見え、交代選手の準備をする篠田フィジカルコーチからも同じような雰囲気が読み取れた。

そして残り少なくなったところで水沼宏太を投入。これは彼が積極的にプレーしてくれたことで救われた面が大きいが、その前に打つべき手はあった。
これまでも試合の流れや状況に応じた采配ができない監督だということは分かっていたが、結果も伴わなくなった現状でシーズン終了後の退任という方針のフロントにも疑問がある。
強化方針の読み違いによる責任問題の回避、監督解任による内外へのイメージ悪化の回避などの理由があるかもしれないが、前者はチームの現状、順位を見るだけで十分に責任を負うべきであり、後者は現状のサッカーを続けることの方がイメージを悪化させてしまい、来季以降のスポンサー契約や入場者数に悪影響を及ぼしかねない。過去の例に照らし合わせてみると、いつでも責任を取る覚悟はあるという監督も自らの「辞任」では契約期間残り3ヶ月の報酬が受け取れなくなってしまう。しかし、クラブ側からの「解任」であれば残り報酬も保証される可能性が高い。監督に目の前の試合に対する執念が感じられないのに監督という立場に固執しているのは何故かといえば報酬ではないかと思えてしまう。そういった監督は報酬を保証した形で解任すべきである。

そして、今シーズンの残り試合は本当にチームを良くしたいというフロント、スタッフ、そして勝ちたいという強い気持ちをもってプレーできる選手だけで戦うべきである、
それはサポーターにもいえる。昨日の試合は1人少ない相手に15分もの時間があったにも関わらず、攻めあぐねて勝ちを逃した。確かに選手は頑張ったかもしれないが、1つ1つのプレーに対する気迫や必死さは相手選手の方が上回った。頑張ったなら勝てなくても良くて、選手を拍手で出迎えるのであろうか?そういった状況がシーズンを通して続いてJ2降格という事態になっても「頑張ったから仕方ない」となるのであろうか? 勝てない=ブーイングとまではいかないが、サポーターも1つ1つの試合に対してもう少し執念や厳しさを持ってもよいのではないかと思う。
選手も拍手されれば「そうだ、仕方ない」と思ってしまうかもしれないし、厳しい声やブーイングを浴びせさせれば悔しさや屈辱感がこみ上げてくるかもしれないし、それが転じて「次こそは勝ってやる」という気持ちになるかもしれない。


先制点までは良かった


リーグ戦初出場の水沼宏太

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