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2007年06月17日 15:55に投稿されたエントリーです。

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2007/ 6/16 J1第15節 清水エスパルス vs 横浜F・マリノス

0616.jpg清水エスパルス 1-1 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 4 那須 大亮
 30 栗原 勇蔵※74分に2枚目の警告で退場
 22 中澤 佑二
 13 小宮山 尊信
MF14 狩野 健太(70分 → 7 田中 隼磨)
 35 河合 竜二
 10 山瀬 功治
 32 山瀬 幸宏(85分 → 26 田中 裕介)
FW27 斎藤 陽介(64分 → 20 ハーフナー マイク)
 11 坂田 大輔
SUB
GK21 高桑 大二朗
DF 3 松田 直樹
MF 6 上野 良治
MF19 乾 貴士

この日は吉田が出場停止で、その位置に狩野が入り、右サイドバックは那須。大島が腰痛で欠場のため、坂田と陽介の2トップでのスタートとなった。


前半、初めは主導権を握った。右サイドでボールを受けた那須が相手を1人かわして上げたクロスは力なくGKへのパスのようなボールとなってしまう。直後にはペナルティエリア付近から狩野がシュート、GKがファンブルしたボールに陽介が飛び込むが、GKが間一髪でセーブ。山瀬のミドルは枠を越える。小宮山が左サイドをドリブルで崩し、上げたクロスをファーで合わせた陽介が頭で叩きつけたが、大きくバウンドしたボールが枠を超えて序盤のチャンスをものにできない。
すると、流れは徐々に清水へ傾き、ゴール前でのセットプレーやコーナーキックを連続して与えてしまう。藤本のFKは枠を越え、コーナーキックから岡崎のヘディングはゴール左隅に直撃と失点こそ免れたがピンチの連続。
それでもピンチを切り抜けると再び流れを引き寄せ、FKから幸宏のボールが風に乗って伸び、誰も触らずにポスト直撃、山瀬のFKもGKが弾いてコーナーキックになるなど、こちらも数多くのセットプレーのチャンスがあったが、得点できずに前半終了。


後半、立ち上がりこそ互いにシュートの少ない互角の展開となったが、63分にコーナーキックから頭で決められ0-1。失点直後、陽介に代えてマイクを投入。しかし、その後も清水に押し込まれる展開が続く。失点と同じような形で頭であわされたが、これは哲也がセーブ。
そして70分、狩野に代えて隼磨を投入し、右サイドの活性化図ろうとしたが、74分に勇蔵がこの日2枚目の警告で退場となってしまう。そのため、那須がセンターバックに入り、隼磨が右サイドバックに下がった。この時、1人少ないため結局は攻め手を欠いて相手に逃げ切られるかもしれないが、右サイドバック起用で右サイドの攻撃が手薄になり、左右のバランスをも崩していた那須がセンターバックに回ったため、バランスが良くなりチャンスが来るかもしれないという微かな望みが現実となり、87分に右サイドの隼磨からのボールをマイクが頭で落とし、ゴール前でで混戦となったところでオウンゴールが生まれ1-1の同点となる。
その後、清水は負傷が完全に癒えていないチョを投入するなど、勝ち越しを狙って動いてきたが1-1で試合終了となった。

06161.jpg

まず、スタメン出場の陽介は記録上はシュート1本だが、こぼれ球に飛び込んだり、前半にもう1本シュートを放っており(浮き球をボレーシュートがミートしなかったため記録上はノーカウント?)、積極的なプレーで個人としてはまずまずの動きだった。だが、チーム全体を見た場合に、流れの悪い時間帯にこれまで大島の役割の1つであったポストプレーやボールキープをする選手がいなかったので、悪い流れをなかなか断ち切れなかった。

次に勇蔵の退場は、直前にも小宮山がファールを取られた後、ボールをピッチ外に大きく蹴り出した場面は本来であれば警告だが、主審の注意のみで命拾いをしていたこと、警告を出された後、守備位置に戻るような素振りを見せたが、レッドカードを出されて自分が2枚目の警告だったことに気づいたような感じだったので、もう少し冷静にプレーしてほしい。また、前回の吉田に続き、那須と並んだ守備位置の選手が、右サイドバックの守備範囲で同じようなファールで2枚目の警告を受けていることは偶然かもしれないが、那須の不安定なプレーが影響しているように思える。

また、試合を通じて右サイドからの攻撃が少なく、吉田に代わって入った狩野自身のプレースタイルや運動量の影響もあるが、やはりサイドバックの那須が押し上げたり、追い越す動きをしないと個人で打開するには限界がある。逆に、ナビスコカップのアウェイ柏戦、リーグ戦の千葉戦、今回の清水戦と前半の立ち上がりに那須が高い位置でプレーすると右サイドからの攻撃も機能している。
言い換えれば、時間の経過とともに尻つぼみの印象が強いので、貴重な交代枠を割いてまで本職がサイドのプレイヤーを投入するのであれば、右サイドバックにも1試合を通じて運動量を保ち、上下動を繰り返すことのできる本職の選手のスタメン起用が望ましい。

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同点のきっかけとなった隼磨からのボールシュートはなかった坂田
061602.jpg

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