浦和レッズ 1-1 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
30 栗原 勇蔵
22 中澤 佑二
4 那須 大亮
MF35 河合 竜二
6 上野 良治
17 吉田 孝行(79分 → 8 マルケス)
10 山瀬 功治
FW15 大島 秀夫(85分 → 20 ハーフナー マイク)
11 坂田 大輔
SUB
GK31 飯倉 大樹
DF 3 松田 直樹
26 田中 裕介
MF32 山瀬 幸宏
14 狩野 健太
前半、暑さもあってか、立ち上がりこそ互いにスロースタートとなった。だが、徐々に浦和のチャンスが増える。20分過ぎにはゴール前で与えたFKからワシントンに頭で合わされたが、ボールはポスト直撃で失点を免れる。直後にもゴール前で抜け出た小野が哲也と1対1となるが、ここは哲也がファインセーブ。そこからのカウンターで右サイドでボールを受けた坂田がやや遠目から思い切ってシュート。これはGKに弾き出される。前半の見せ場はその程度で、互いに少ないシュート数で前半終了。
前半、小宮山の出場停止で左サイドバックに入った那須を狙って相手GKがフィードを蹴り込んできた印象で、数多くの競り合いで何度かほころびを見せたが、ここ2試合の右サイドに比べればまずまずのプレー。ただ、ファールスローを取られるなど、初歩的なミスはいただけない。
後半開始早々、左サイドから受けたボールをワントラップから坂田が左足で狙ったシュートはGKがセーブ、そこを繋いでクロスから大島のヘディングシュートは枠を外れる。
そして5分、左サイドでボールを受けた山瀬が左足でロングシュート。大きな弧を描いたボールが右サイドネットに決まり先制。
直後にも山瀬がミドルを狙うが枠を外れる。すると浦和が反撃に転じ、左右で起点を作られ、クロスを簡単に入れられるシーンが多く、何度かシュートも打たれるものの跳ね返していた。
しかし、ゴール前でファールを与える場面も増えていた66分、フリーキックをゴール前で合わされ同点とされてしまう。
ただ、直後にゴール前に抜け出た吉田のシュートは力なくGK正面となったものの、失点後も相手に主導権を譲らず、2点目を奪いに攻撃に出る。とはいえ、連戦の疲れに加え暑さのため、プレーに精度が伴わず、シュートもなかなか枠に飛ばない。選手交代で流れを一気に引き寄せることも期待していたが、はじめの選手交代は79分。吉田に代わりマルケスが中盤の右サイドに入る。
そのマルケスは中盤でキープし、サイドバックが上がってきたところにボールを出したり、自らサイドに流れてクロスを上げるなど攻撃にリズムをもたらす。そして85分には大島に代えマイクを投入。
だが、サイドから隼磨の2本と那須の1本はいずれも可能性を感じないクロスボールでシュートに結びつかない。クロスボールの精度についてはかなり前からの課題ではあるが、少なくとも直接タッチラインを割るような形は避けてほしいところ。終盤には浦和に何度かシュートを打たれたが何とか凌ぎ、1-1で試合終了。
後半、サイドで起点を作られた場面、両サイドが相手のドリブルを遅らせることもできないままズルズルと下がり、余裕をもってクロスを上げられることが多かった。監督もベンチで不満を露にしていたようだが、前半にもそういう場面が何度かあったので、ハーフタイムや後半の早い段階で的確な指示や修正をしてほしいところ。
また、今日の4-4-2のシステムは、顔ぶれこそ多少異なるものの、昨季終盤に形になりかけたシステムと同じ形である。遠回りして結局は元に戻った印象は拭えない。
試合後の選手達
前座試合での攻防 | 執拗な抗議は見苦しい |
■前座試合
浦和レッズジュニアユースU-13 3-1 横浜F・マリノスジュニアユース追浜U-13
得点者:伊池
【メンバー】
GK16北村
DF9小松、20前田
MF3伊池、4飯田、11篠田、19林、21村原、22米田
FW5伊藤、15戸邊
リザーブ(※選手交代不明)
GK1入澤
DF2秋月、6太田、7栗林、18橋本
MF8栗原、13高梨、14田中、17中島
FW10斎藤、12杉山