ガンバ大阪 0-2 横浜F・マリノス
【メンバー】
GK 1 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
30 栗原 勇蔵
4 那須 大亮
13 小宮山 尊信
MF18 清水 範久
35 河合 竜二
10 山瀬 功治
32 山瀬 幸宏(45分 → 8 マルケス)
FW15 大島 秀夫
11 坂田 大輔(88分 → 19 乾 貴士)
Substitution
GK21 高桑 大二朗
DF26 田中 裕介
MF14 狩野 健太
17 吉田 孝行
FW20 ハーフナー マイク
前半、立ち上がりから積極的に仕掛け大島が繋いだところを清水がシュート。しかし、その後は大島がシジクレイとの競り合いの中で足を痛めてしまい、しばらくの間プレーからキレが失われた印象でなかなか良い形が作れず、逆にカウンターからシュートまで持って行かれる場面があった。ただ、センターバックの勇蔵と那須がすばやく寄せてシュートコースを消したり、哲也のセーブで嫌な時間帯を凌いだ。
終盤には左サイドからのクロスを山瀬が頭で合わせたがミートせずに枠を外れ、何度かあったセットプレーのチャンスも跳ね返され0-0で前半終了。
ハーフタイム。選手交代のサインとなる1人でのウォーミングアップをこの日はマルケスが開始。結果的に幸宏との交代となった。その幸宏は前半はボールタッチ数が多く、ボールを左右に散らすなど悪くない印象ではあったので、判断が難しいところ。
後半、序盤は押し込まれていたが徐々に盛り返し、左サイドのマルケスからのクロスに坂田が頭で合わせたが、GKが辛うじて触れたボールがゴールわずか右に外れチャンスを逃す。
それでも16分、後方からのロングボールに抜け出した坂田がGKと1対1のチャンスを迎えると、坂田はGKもかわして無人のゴールに流し込み先制。直後の18分にも似たような形で抜け出した坂田が、前のかわされたプレーの影響もあってか動きが一瞬止まったGKの頭上を越えるループを決めて追加点。
ここからは2点ビハインドを跳ね返すべく必死で攻撃をしかける相手に対して守る時間が多くなってしまったが、前線に入れられるボールには勇蔵も那須も厳しいマークで相手を自由にさせず、シュートまで持っていかれても哲也のファインセーブやセカンドボールにすばやく反応してクリアするなど最後まで耐え抜いて2-0の勝利。
後半の終盤は押し込まれてはいるものの、組織は崩れずに選手たちの出足も鈍っていなかったので判断は難しいところではあるものの、序盤から前線で激しいチェーシングで走り回っていた坂田の交代をもう少し早く行ったり、ロスタイムにも残りの交代枠を使ってもよかったのではないか。また、見方によってはのしかかってきた相手のファールとも取れるプレーで警告が出され、次節出場停止となった山瀬のプレーが悔やまれるところ。
追加点で歓喜の輪 | 地元関西で久々出場の乾 |