年間チケットを購入し、ナビスコカップの決勝トーナメント、リーグ戦・カップ戦のアウェイゲーム、天皇杯等を合わせると年間で40試合以上になります。
例えば、自由席の年間チケットを購入し、年間チケット対象外の試合をアウェイも含めて10試合観戦する場合、合計で50,000円以上になります。

さらに、クレジットカードにもよりますが、クレジットカードでチャージした電子マネーのEdyを利用するとANAのマイルをお得に貯めることができます。そして、貯まったマイルで遠方のアウェイゲームに飛行機で足を運びましょう。

さて、Edyの仕組みやどこで購入するのかを詳しく説明していこうと思います。
まず、Edy決済でANAマイルを貯めるためにはANAカード(Edy付き)、ANAマイレージクラブEdyカード、Edyアプリ、AMCアプリをダウンロードしたおサイフケータイのいずれかが必要になります。
そして、あらかじめバリューチャージ（金額をプリペイド）したいずれかのEdyで全国のローソン、横浜F・マリノスオフィシャルショップのトリコロールワンでチケットを購入すると200円毎に1マイル（ANAマイル）が貯まります。

さらにEdyへのバリューチャージに対してもポイントが付くNICOS、DC、UFJなどの各種クレジットカードを利用すると、クレジットカードのポイントとEdy利用によるANAマイルの両方が一度に貯まるのです。
例えば、DCカードのポイントをTポイントというサービスを経由することでANAマイルに移行（交換）することができるので、はじめに書いたとおり、合計50,000円だとしたら375マイル獲得できます。
実際には、NICOSカードのポイントはJALマイル、Edy利用分はANAマイルというパターンが最もマイルを貯めやすい方法で、NICOSカード（スマイルクラブ加入）で同じ50,000円だとしたら合計で875マイル獲得できます。

はじめての場合は難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば小銭いらずで便利です。

ちなみに、ローソンチケット、トリコロールワンともに観戦チケット購入をEdy決済で行ってもANAマイルが積算されることは確認済みです。

かなり先の話かもしれませんが、5月11日の万博、7月16日の神戸と関西方面は高速バスでの遠征を検討している方は今月中にしなければならないことがあり、かなり先の話ではありません。
このサイトでも度々紹介しているホットドック　（格安高速バスキラキラ号）ですが、燃料費高騰の煽りを受け、さすがに3月から値上げされ、平日で6,000円、週末は6,500円になるそうです。
ただ、値上げを最長で1年先まで先延ばしできるのが2月中に回数券を購入することです。2月中に回数券を購入すれば出発日に関係なく片道約4,600円になり、約2,000円も安くなります。関西方面の回数券は明石、神戸、大阪、京都⇔横浜、新宿、東京で利用可能なため、上記の2試合ともに利用でき、2試合を2人で往復すれば6枚セットで有効期限が1年間の回数券でも無駄なく利用できます。

特に7月16日の神戸戦は平日のため、試合当日は有給や半休が取れても、翌日は仕事という場合があると思います。さらに、試合終了が21:00近いので、試合終了後に航空機や新幹線で帰ってくることもできません。
では、翌朝に関東に戻ってくることを検討する場合、航空機、新幹線では現地での1泊を含めると料金は割高になってしまいます。そこで、車中泊の高速バスで大阪梅田を22:40発の便であれば翌朝6:30に横浜着、同じく22:50発の便であれば翌朝6:20に新宿着ということになります。これだけ早い時間に戻ってくることができれば自宅や銭湯などで入浴してから出発できると思います。

【7/16試合終了後、神戸→横浜（新宿）のモデルプラン】
21:24発　御崎公園駅（兵庫）　
　↓　10分 神戸市営海岸線(三宮・花時計前行)　5.7km 230円
21:34着　三宮・花時計前
21:44発　阪急三宮
　↓　28分 阪急神戸線特急(阪急梅田行)　　　　32.3km 310円
22:12着　阪急梅田

■ホットドック　（格安高速バスキラキラ号）
22:40発　大阪梅田　→　横浜　6:30着
22:50発　大阪梅田　→　新宿　6:20着　　　　回数券6枚27,500円(1枚当たり約4,583円)

Ⅰ．移動
アウェイゲームでの移動に航空機を利用することが多いサポーターの多くが航空会社のマイレージサービスに登録していると思います。ANA(全日空)、JAL(日本航空)はチェックインから搭乗までをICカードで簡略化したサービスを開始しているので、空港到着は出発時刻の20分前でも十分です。ただし、羽田空港は各地へ多数の路線が発着しているので駐車場、保安検査場の混雑があるので土日、祝日等は余裕を持った到着が望ましいことに変わりありません。

Ⅱ．岡山空港到着～空港リムジンバス
岡山空港から桃太郎スタジアム、岡山駅方面には空港リムジンバスを利用します。桃太郎スタジアムには岡山大学筋バス停で下車するのが便利ですが、バスの多くは岡山駅までのノンストップ直行便です。料金は片道680円で、ANAマイレージ会員の場合、航空券予約確認画面からANA95バス.comを介して空港リムジンバスを予約すると100円に付き1マイル、さらに決済にエディ(Edy)を利用すると200円に付き1マイルの合計9マイルが貯まります。

Ⅲ．岡山駅構内・周辺
空港を出発したバスは岡山駅東口のバスターミナルに到着します。スタジアムは西口方面にあるので間違えないように気をつけてください。
岡山駅コンコースにも土産物店や弁当店がありますが、エディやSuica(ICOKA)等の電子マネーが使用可能な店舗はありません。

Ⅳ．スタジアム周辺
岡山駅からスタジアム周辺にかけてはコンビニや飲食店もたくさんあるので不自由することはありません。喫茶店やパン屋などもありますが、ご当地メニューが食べられるようなお店は見かけませんでした。

Ⅴ．試合終了後の空港への移動
空港リムジンバスは着席制(補助席含む)です。利用した便は余裕がありましたが、満員になると乗りきれない乗客がいても出発してしまいます。確実乗車したい場合、終了後に駅まで歩くことになりますが、ANA95バス.comを利用すれば岡山駅発のバスを予約することはできます。
当日の観衆は約5,000人だったため周辺道路なども特に渋滞することもありませんでしたので、空港までの所要時間は案内どおり30分程度を見込めば余裕があります。

Ⅵ．空港売店・お土産
岡山空港１階には全日空商事のANA FESTA、2階保安検査場横に天満屋空港ショップ、喫茶店、国内線出発ゲートにはエアポートショップがあり、全店でエディでの支払いが可能です。
ANA FESTAは小さめの売店ですが銘菓やうどんなどの土産物があります。天満屋空港ショップは売り場面積が広くたくさんの商品があります。売上ランキングも掲出されていて、1位｢むらすヾめ｣、2位｢大手まんじゅう｣だそうです。その他、きびだんごやマスカットを使用したお菓子等です。ランキング通り1位、2位を購入しましたが、ランキングに嘘はなく、外れはありませんでした。
そして、エアポートショップも小さいながら、こちらには高梁川流域の名産品を使用した備中巻寿司という空弁が販売されていました。

Ⅶ．帰路
岡山から羽田へは偏西風に乗ってわずか55分のフライトで到着してしまいます。タラップから到着ゲートへは多少歩くため空港を出るまでには10分ほどは要します。

以下、遠征レポートではありませんが、当日の観衆は約5,000人。対戦チームの清水エスパルスと横浜F・マリノスはチーム、サポーターともに遠距離の遠征となり大変です。少なくともわざわざ遠征してきたのにスタジアムに空席が目立つようでは盛り上がりに欠けます。岡山県サッカー協会も天皇杯開催を誘致するのであれば、地元のサッカー少年団等を招待するなど、盛り上げるための企画もお願いしたいところです。
また、遠方からのサポーターの多くは新幹線、航空機のどちらかを利用します。岡山駅は十分に徒歩圏内ですが、岡山空港はバスで30分を要します。シャトルバスを運行するか、空港リムジンバスの増便など地元企業と連携した運営をお願いしたいと思います。

今シーズンもリーグ戦の遠方でのアウェイゲームは残り2試合です。1試合でも多く勝ち星を積み重ね、1つでも順位を上げるという面ではどの試合も重要な試合です。その結果が最終戦終了後に順位となって表れます。

【試合情報】
2007　J1第30節　10月27日(土)
ヴァンフォーレ甲府 vs 横浜Ｆ･マリノス　18:30　小瀬スポーツ公園陸上競技場
※チケットは発売中
【会場データ】
所在地：〒400-0836　山梨県甲府市小瀬町840
電話番号：055-243-3113
【アクセス】
中央道自動車甲府南I.C.より約10分
JR甲府駅からタクシーで約20分
甲府駅南口から「小瀬スポーツ公園行き」バスで約30分

◇車でのアクセス
中央自動車道｢甲府南I.C.｣から5~10分のところにあり、小瀬スポーツ公園の駐車場は試合日でも無料で利用できます。ただし、開門時間が近付いてくると徐々に混雑してきますので、余裕をもって来場するようにしましょう。
【備考】
高井戸 ⇔ 八王子（均一） 走行距離25.8km　通行料　600円(早朝夜間割引適用:300円)
八王子 ⇔ 甲府南　　　　　走行距離79.8km　通行料2200円(早朝夜間割引適用:1100円)
※早朝夜間割引適用条件はこちらを参照。

◇電車でのアクセス
運賃がお得なホリデーパスが利用可能です。横浜をはじめとする首都圏から甲府に向かう場合、途中の大月駅までの区間は1日2,300円で乗り降り自由です。そのため、2,300円＋1,640円（大月⇔甲府の往復運賃）の合計3,940円で往復できます。
また、18:30キックオフのため、試合終了後に速やかな移動が条件になりますが、甲府21:08発のスーパーあずさ36号(新宿行)に乗車できると思います。こちらは追加で特急券（自由席）、特急券＋座席指定券を購入すればホリデーパスも利用できます。同列車の特急券は9月27日発売です。利用を予定している方は確実に購入するようにした方が良いと思います。

◇高速バス
新宿駅と甲府駅を結ぶ高速バスが運行されています。復路は最終便に間に合わないので利用できませんが、往路は中央道・八王子バス停から1,300円、新宿駅から1,950円で利用できます。
また、復路は小瀬スポーツ公園から新宿駅行きの直行バスが運行されます。運賃は2,500円で所要時間は約2時間30分です。20:30頃の試合終了なので新宿駅には23:00以降の到着になりますので、新宿駅から自宅までの乗り継ぎや終電にご注意ください。
また、横浜発着のチームオフィシャルバスツアーなども開催されると思います。

◆周辺観光情報
桔梗屋アウトレット｢社員特価販売1/2｣
桔梗屋のアウトレット商品が半額以下で購入できます。甘いものだけでなく、煎餅などもあり、早い時間なら信玄餅もあるかもしれません。以前も利用しましたが、試合中のおつまみや家庭用に購入するのであれば十分な商品でした。

道の駅･花かげの郷まきおか
道の駅･甲斐大和
車で早朝夜間割引で早めに到着した場合におすすめなのが道の駅です。涼しい季節なのでエンジンを止めて駐車場で仮眠をとり、その後は朝食や土産物を見たりできます。飲酒運転対策もあって高速サービスエリアではアルコール類の購入が難しいですが、道の駅にはお手ごろな価格の小瓶のワインや地元で採れた巨峰、桃などが購入できます。

今シーズンは今回のG大阪戦、最終節の神戸戦以外は比較的近場での試合が多く残されています。どの試合も大事な試合に変わりありませんが、G大阪戦は上位進出と上位定着のためには非常に大切な試合です。

【試合情報】
2007　J1第25節　9月16日(日)
ガンバ大阪 vs 横浜Ｆ･マリノス　19:00　万博記念競技場（大阪府吹田市）
※チケットは発売中
【会場データ】
所在地：〒565-0826　大阪府吹田市千里万博公園５－２
電話番号 ：06-6876-1131(試合日のみ)
【アクセス】
･JR「茨木」駅より阪急バスまたは近鉄バスで「日本庭園前」下車
･大阪モノレール「万博記念公園」駅より乗り換え「公園東口」駅下車徒歩1分

■電車でのアクセス
19時キックオフの試合では新大阪発東京方面行きの最終新幹線には乗車できないので、夜行列車や1泊しないと帰ることが出来ません。
また、青春18きっぷ期間終了のため正規運賃が必要になります。

■車でのアクセス
万博記念公園内には遊園地のエキスポランドもあり、駐車場は1200円で利用可能です。
【備考】
横浜町田I.C. ⇔ 吹田I.C.　走行距離494.9km　通行料金：10,250円（深夜割引7,200円）

■高速バス
東京・横浜と関西を結ぶ高速バスは非常に多くのバス会社が運行しているため、シートの形態やサービスをよく見極めることができれば格安で快適な移動が可能です。
料金は早期予約すれば5,000円を切る場合もありますが、少し高い料金でも3列シートやトイレ付きなど、長距離移動なだけに利便性を重視した方が良いと思います。